応募作品一般公開

私が子供の頃、お父さんはいつも仕事をしていましたね。いつ休んでいたのか分からないくらい。今もそうだけどね。朝は早くて帰りは遅く、子供の私はさみしくてさみしくて、もっと遊んでほしいと困らせてしまったこともありました。
 そういえば高い高いが大好きだった。バドミントンもたくさんしたよね。

 社会人になり、実家を出てからはあまり会話もできていません。昔はたくさんお話したかったのにね。それでも、お父さんが家族のためにどれだけ頑張ってくれていたのかを考えると、感謝の気持ちが湧いてきます。

 お父さんは口数は少なくて、何を思っているのか分からないときもあるけれど、私たちを大事に思っていることは伝わっています。
 なかなか言えないけど、お父さん、いつもありがとう。私も大人になったから、少しは休んでね。これからも健康で、お母さんと仲良くね。

愛知県 一般(高校生以上)の部

労働とは、生きる為に必要な事だと思う。
もちろん生きる為にはお金が必要ではあるが、お金だけではなく、それ以外にも家事。家の掃除や洗濯、料理も生きる為には必要。これも立派な労働だと思う。
子供にも労働はあると思う。勉強は生きるために必要なことで、必死に勉強をした生徒はよりより学校へと進学し、よりよい会社へと就職することができる。
自分のクラスメイトにも数多くの塾に通っている生徒を知っていたが、その人は部活動が終わって、下校した後に塾へ向かう。その生徒は、夜の9時に家に帰り、ご飯を食べて、宿題と予習を済ませて夜寝るのだとか。そして、朝の七時に起床する。
テストの日は徹夜で勉強、などと言う言葉を聞くが、自分は実績したことがない。
子供での労働は大変だと思う。成長期にそんなことを続けていて大丈夫なのとも思った。
色んな人に色んな労働がある。どうか全ての人に有難うとご苦労さまを言いたい

三重県 一般(高校生以上)の部

夏の日差しが落ち着く頃、やわらかな風とともにふと蘇る言葉がある。
『このお腹の子はね、お母さんのことを想って身を引いたんだよ』
10年以上も経つのにこの診察室での情景は今でも鮮明に残っている。
初めて授かった子は8週で心拍を止めた。どうしても受け入れられず、セカンドオピニオンで訪れた助産院でのおばあちゃん先生との出会い。未来を無くし自身の責任ばかり考えていた私はこの言葉で前に進む力をもらった。
現実を受け止めることで精一杯だったあの日、今ふたりの子どもと伝えたい『ありがとうございました。先生の言葉でどんなに救われたか。
反抗期の娘とは毎日けんか、野球大好きな息子もやんちゃで日々たいへんです。』
今でも困難なことにぶつかった時、なぜかいつも先生の言葉が頭をよぎる。『わたしを想って・・・』そう考えると不思議と何でも気持ちが楽になる。そんな魔法の言葉をいただきありがとうございました。私の一生の宝物です。

愛知県 一般(高校生以上)の部

毎朝、いちばん早く家を出るのは祖父だ。祖父といえど年齢はまだ六十二だが、やはり仕事場へ向かう背中は心做しか小さくなった。そして、その足取りはひどく重たくなってしまっている。
小学生最後の秋、祖父が病院へ運ばれた。くも膜下出血だった。バブル時代からモーレツ社員として働き続けてきた身体に負担は限界に達していたらしく、長年の飲酒・喫煙の習慣もたたってか、助かる見込みは無いとまで言われていた。幸いにも、長期間の入院と手術で九死に一生を得たが、後遺症は根強く残った。祖父は跛行になった。
それでも彼は片足を引きずって、老体に鞭を打って、現場に向かう。私を大学に進学させるためだ。肉親に捨てられた私を、祖父は引き取ってここまで立派に育ててくれた。どんなに小さくなろうと、孫の代まで家族を背負い続けるその背中ほどたくましいものは無い。感謝と尊敬の念を胸に、私は今日も勉強に励む。最も良い返答を贈れるように。

三重県 一般(高校生以上)の部

私のおじいちゃんは毎日馬のお世話をしている。私は幼少期からその姿を見て育ち、今はもう高校三年生一八歳。そんな私はテスト期間になると深夜まで勉強してしまうことが多い。ある日、おじいちゃんが車に乗って馬小屋へ向かう姿を見た。時刻は深夜三時。私がようやく寝ようとした頃、おじいちゃんは仕事を始めた。この生活を何年も続けていることを改めて尊敬する。
おじいちゃんに会ったとき、「このまえ夜遅くまで部屋の電気ついとったけどなにしてたん?」と聞かれた。あんな遅くまで勉強していたとは言えず、「電気を消し忘れただけ。」と咄嗟に嘘をついた自分が情けなかった。もっと計画的に取り組めば、夜中までかかることもなかったはずだ。何年何十年も毎日、早朝から働き続けるおじいちゃん。その姿から働くことの意味と続けることの大切さを学んだ。深夜ではなく朝に勉強するようにも心がけたい。おじいちゃん、いつもありがとう。

三重県 一般(高校生以上)の部

お母さん、毎日私のためにお弁当を作ってくれて、部活に行くときはいつも笑顔で送り出してくれてありがとう。朝、部活に行く前にお母さんが「いってらっしゃい」と言ってくれると、どんなに疲れていても元気が出るんだ。その一言が、私を支えてくれる大きな力になっているよ。
 お弁当も、私が好きなものをしっかり考えて作ってくれて、食べるたびにお母さんの愛を感じる。部活で疲れたとき、お母さんが作ってくれたお弁当を食べると、元気が湧いてきて次の練習も頑張れるんだ。
 部活が終わって家に帰ると、いつも「お疲れ様」と言ってくれるお母さんの声が嬉しくて、ホッとする。お母さんが忙しい中、私たちのために働いてくれることをいつも感謝しているよ。だから私も、もっと頑張ってお母さんを支えられるように成長していきたい。
お母さん、いつもありがとう。これからもよろしくね。

三重県 一般(高校生以上)の部

「働く人」といえばいろいろな人がいる。そのほぼ全ての人がこの世の何らかの実利につながっていて、私も一部恩恵を受けている。しかし、今回は私の両親に絞って綴ろうと思う。
私の両親は父親が薬局で働き、母は9割以上の家事を担っている。父は通勤日はもちろん大変なのだが、日曜日にもzoomで処方箋などの講習会が入っていることが時々ある。私も土曜日に模試を受ける事があるのでとても大変なことが分かる。それを私よりも頻繁にしているので、父は卓越した体力を持っているのだろう。
私の母は家の家事全般をしているのだが、料理が優れている。特にコロッケや肉じゃがなど、じゃがいもを使った料理は店で出されたものと遜色ないほどで、私は夕飯をいつも楽しみに待っている。
そして、両親はそれと同時に私の進路も考えてくれている。自分たちのことだけでなく、私のこともしっかり気にかけてくれているという事実に、心より感謝を伝えたい。

三重県 一般(高校生以上)の部

今私が感謝しており、感謝の気持ちを伝えたい人は母です。私は中学生になってから母に強く当たってしまうようになりました。母に悩みを伝えたいと思っていてもうまく言うことができず話していくうちに母に八つ当たりしてしまい口論になってしまうことが多々ありました。そんな不器用な私が母に対する見方が変わったのは高校1年生の部活の合宿の時です。
 合宿中、私は周りに馴染めず試合中に監督からだけではなくチームメイトからも叱られ、落ち込みました。そんな合宿の夜、母から「薬飲んだ?」と一言のメッセージが届きました。メッセージを読んだ時、母は離れていても私を心配してくれているんだ、と思い、その何気ないメッセージに支えられていると感じたことが恥ずかしくて少し笑ってしまいました。
 私はまだ母に感謝の気持ちを伝えられてないですが、いつか母に自信を持って感謝の気持ちを伝えたいです。

三重県 一般(高校生以上)の部

休日や連休になると、街はにぎやかになり、私たちは楽しく過ごすことができます。でもその裏では、休まず働いてくださっている人たちがいます。朝早くから電車を運転してくれる人、重い荷物を運んでくれる人、病院で患者さんを支えてくれる人。皆さんのおかげで、私の「当たり前の一日」が守られているのだと思います。本当は休みたいときもあるはずなのに、私たちのために力を尽くしてくれて、本当にありがとうございます。皆さんの働く姿を思い浮かべると、心から感謝の気持ちでいっぱいになります。これからは「ありがとう」の気持ちを心の中だけでなく、言葉や行動で伝えていきたいと思います。

愛知県 一般(高校生以上)の部

私は図書館で働いている。感謝したいのは、清掃員のMさんだ。
65歳の女性で、毎朝8時から夜6時まで働く。トイレの清掃、フロアの床磨き、閲覧席の拭き掃除など、館内をきれいにしてくれる。
Mさんがいるから、図書館は成り立っていると思う。

そんなMさんが、私に訴えてきたことがある。
Mさんがトイレの掃除をしていた時、高校生グループが、彼女に対して、「汚いから近づくな」と嘲笑った、と言う。
(私は、お客さんに気持ち良く使ってもらいたいだけなのに、ばい菌扱いされるとは••••••)
彼女は目に涙をためていた。
私は、言った。
「Mさんが働いてくれるから、この図書館は成り立っています。Mさんは私の誇りです」
彼女は、少し驚いていたが、すぐに微笑んで、仕事に戻って行った。

ごみを捨てる人、落ちたごみを見ても知らぬ顔の人、黙ってごみを拾う人。
私はごみを拾う人でありたい。
Mさん、私はあなたから学びました。ありがとうございます。

愛知県 一般(高校生以上)の部