私はシングルマザーです。
私には傷ついた小さな心で頑張る4歳の息子がいます。
男の人が苦手です。大きな音も苦手です。
心を開くには時間がかかる。
息子は通院必須の母子分離不安です。
それなのに息子は生活のため夏休みも幼稚園に預けられます。
みんなが夏休みということも知らずに。
迎えはいつも最後のほう。
お迎えに行くとうれしそうな顔で玄関の中から見つめてきます。
そして言うのです。『ままおかえり!お仕事おつかれさま。のんのん今日もお仕事頑張ったよ』
息子は幼稚園に行くことをお仕事にたとえます。私がいつも仕事が大変というのを理解してちいさな心で頑張っているのです。
いつも家では大変なほど元気一杯なのに『幼稚園では非常におとなしい性格です』と言われます。分離不安の息子にとって母親のいない空間は不安だらけのはず。
それなのにお迎えのときは必ず『ママおかえり、おつかれさま』の言葉。
ママの宝物。沢山のありがとうを送ります。
岐阜県 一般(高校生以上)の部
お義父さんお義母さんへ
お義父さんお義母さん、天国で仲良くしていますか?おふたりが亡くなってから庭の雑草は伸び放題です。いちじくの木は枯れ、梅の実も以前ほど収穫できません。嫁の私は、おふたりがどれほど丹精こめて庭の草むしりや木々の世話をしてきたのか、全く気付きませんでした。いえ、気づこうとしませんでした。美しい庭が当たり前すぎて草の一本もむしったことがありませんでした。ごめんなさい。今、腰まで伸びた雑草と格闘しながら、おふたりの偉大さに敬服しています。お義父さんお義母さん、いつも庭木のお手入れをしてくださり本当に本当にありがとうございました。
愛知県 一般(高校生以上)の部
田舎の和菓子屋で販売をしている。先日、お客様が直接お礼を言いたいと来店された。むしどらを100個ご注文いただき発送した際に新商品の試食を何気なく入れたことだった。むしどらは、お客様のお姉様がお気に入りのお菓子で、妹であるお客様が頼まれて発送したものだった。お姉さまが「和菓子屋さんにお礼を言ってね」と大変喜ばれていたとのこと。「先日53歳で癌で亡くなったから遺言みたいになってしまって」と言われた。病院でお世話になった方に、大好きなお菓子を配って、退院して自宅療養されていたとのこと。ほんの少しのプレゼントなのに大変嬉しかったと言われるお客様の目に涙があふれて、私もつられて泣いてしまった。そんなに喜んでいただけたとは思ってもおらず、私まで感動もさせてもらえてありがたいなあと思った。棺桶にもむしどら入れたから、あちらで食べてるかな?と最後に二人で笑った。働くことは感謝と感動だと教えてもらえた。
岐阜県 一般(高校生以上)の部
長女が社会人として働くようになりました。最初のお給料で私に果物を送ってくれました。嬉しかった。 母の好きな果物だったので母のことを思い出しました。母は18歳で高校を卒業して事務職として勤務。今から70年以上も前のことです。その時代はまだ女性が外で働くと言うのは少数で、勤めても結婚と同時に退職と言う時代でした。時には「いつまで働くの?」「お子さんかわいそう」と言われたり、仕事すら与えられない時もあったと聞きました。祖母や家族の協力もあり、母は38年間その会社に勤務することができました。勤続30年の時に会社からお祝いにいただいた時計を旅立つまで身に着けていまた。娘は現在、技術職として男性に混じって働くことが出来る時代になりました。これも法律が整備される前から母やその他大勢の女性たちが働き続けてきたおかげだと思います。 お母さんありがとう。あなたの孫娘は自分の夢を追って今日も働いています。
愛知県 一般(高校生以上)の部
うちの長男は4歳の保育園の年中さん。
うちでは子どものお仕事は保育園に行くことになっています。
弟が産まれ、お兄ちゃんになった長男は、たまに嫌がることもあるけれど、変わらずに保育園に行ってくれています。
長男が保育園へ行ってくれることで、私は日中は次男と1対1で向き合いながら育児ができています。
本当にありがたいです。
これからもたくさんお友達と遊び、子どものお仕事を楽しんでほしいと思います。
長男へ。
まいにち ほいくえんのおしごと おつかれさま!
ママは いおくんが まいにちたのしく ほいくえんで あそんでいるのをみて とってもうれしいよ!
たくさんあそんで、ごはんをいっぱいたべて、おおきくなってくれて ありがとうね!
これからも ほいくえんのおしごと がんばってね!
おうえんしているよ!
岐阜県 一般(高校生以上)の部
いつもお仕事お疲れ様
当たり前とおもってなかなか言えないありがとう
言わないけど感謝してるよ
でも言わなかったら伝わらない
だけど面と向かって言うのは恥ずかしいから
文に綴るね
いつもありがとう
働くあなたにありがとう
愛知県 一般(高校生以上)の部
「野菜取りにおいで」おばあちゃんからの電話。
いそいそと実家にいくと、里芋はキレイに洗って皮が剥いてあり、ネギは揃えて新聞紙に包まれている。サヤエンドウは筋が取ってあるし、さつまいもはホカホカの焼き芋になっている。夏にはイボイボが痛いくらいのキュウリ、ヘタのトゲがチクチクするナスも。冬の大根や白菜はとってもあまかった。季節ごとに食べきれないほどのたくさんの野菜を作ってくれたおばあちゃん。
家族の誰より早く起きて畑に行くのが日課だったね。近所のおばちゃんが言ってた、おばあちゃんは元気で働き者やでなって。
けど、だんだん重いものが持てなくなって、鍬も使えなくなって、肩や腰、膝が痛いって横になることが増えていった。
それでも最後までわたしの心配してくれてありがとう。
働き者のおばあちゃんを見習って、わたしもっと頑張るからね。
天国からおじいちゃんと一緒にから見ててね。おばあちゃん、ありがとう。
三重県 一般(高校生以上)の部
お父さん、お母さん
お嫁に行き、巣立ったと思いきや、私に子供が生まれ、またたくさんお世話になってますね。
毎日お仕事で大変にもかかわらず、休みの日はここ行こう、あそこ行こう、とたくさん連れて行ってくれてありがとう。実家に帰った際は私は何もせず至れり尽くせりで甘えさせてくれてありがとう。
疲れたよね?と聞いても毎回そんなことないよ、楽しいよと言ってくれてありがとう。
これからたくさん恩返しするからまだまだ元気でいてね。
孫たちもじいじ、ばあばが大好きでいつも遊びに行くの楽しみにしているよ。
これからもたくさん色んなところに遊びに行こう。
いつもいつもありがとう。
愛知県 一般(高校生以上)の部
3歳の息子は最近保育園へ行きたがらない。
朝は「ママ起きて」とご機嫌。朝食も沢山食べ、自分から着替え、服を着ると「できた!」と笑顔。しかし家から公道へ出ると立ち止まり「おうちにかえる」と言って俯く。抱っこして園に着く頃には涙目。だが夕方迎えに行くと園が楽しいらしく、中々帰らない。理由は分からないが朝だけ登園拒否。園の外まで泣き声が聞こえてくる。困っていたら保育園のA先生が毎朝息子を抱っこしてくださった。息子は朝A先生を見つけると両手を広げて抱きつく。先生は人気者で他の子達も沢山話しかけてくる。先生は丁寧に子供達に受答えしながら、14キロの息子を片手で抱えて仕事のメモを取る。先生がちょっとしゃがむと子供達が飛び付いてそこだけ満員電車のようになっていた。みんな笑顔。先生が大好き。きっと腱鞘炎や腰痛、体調の悪い日もあるだろう。いつもありがとうございます。先生たちに沢山の良いことがありますように。
愛知県 一般(高校生以上)の部
『学校に行く意味がわからない』
あなたは突然そう言って、中学1年生の夏から学校に行きにくくなりました。
そうしてだんだん
『生きる意味がわからない』
と言って自ら命を断つ方法ばかり考えていました。
子育ての最終目標は、子供の自立。
学校なんて行かなくてもいい。
生きる力をつければいいんだから。
当時は2人でいっぱい泣いたよね。
そんなあなたが今、自分の意思で通信制高校を選択し、アルバイトをしてお金を稼ぎ、買いたいものを買い、人生を楽しんでくれていることに感謝しています。
『明日って10時からバイト入れてもいい?』
『バイト先の店長がいい人なんだよね』
『今日、お店にカッコいい人が来たんだよー!』
そんな会話をするたび、あなたが今働くことが生きる力になっていると感じます。
そう、働くとこは生きること。
洋服や化粧品が買いたい!
友達と遊びに行きたい!
だからバイト頑張る。
それでいいんだよ。
あなたの生きる力にありがとう。
愛知県 一般(高校生以上)の部